54: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:54:49.11 ID:wXx8W5xM0
IRC端末を受け取ったアヤメは、出来るだけエネルギーを使わないよう、シツレイを承知で寝転んだまま通信を行う。
「はい、アヤメです」『アヤメ=サン。今回のこと、実際良くやった。そして、見守ることしか出来なくてすまなかった』
「謝らないでください……わたくしはニンジャとしての務めを果たしたまで」『そうか……強いな、オヌシは。そうだ、
もうブレーサーは外していいぞ。ヒトミ=サンが元に戻った時点で、彼女を含め他のアイドルもぷちデレラになる可能性は
二度と無くなったからな』
ある意味一番聞きたかった言葉を聞けたアヤメは、油断すると一瞬で意識を失いそうな安心感に身を包まれながら、
ヒトミに小声で安全を伝える。「もうぷちデレラになる心配は……ないそうです、ヒトミ=サン」
「ほんと!? ヤッター!」
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