20: ◆D04V/hGKfE[saga]
2015/06/15(月) 22:14:54.34 ID:7IXBXgnJ0
「……先輩?何シカトしちゃってるんですか?」
「……一色、奇遇だな」
MY自転車の荷台に一色いろは、わが校の生徒会長が両手でしがみついていた。
いろはす顔がこわいぞー。ニコニコしてるけど目が笑ってないし、声もいつもよりドスが効いてるぞー。
「わたしが向こうで先輩呼んだの絶対気が付いてましたよね? あのあと反応ないのにひとりで叫んじゃってすっごい恥ずかしかったんですから!」
「あー……なんか呼ばれてた気はするが、先輩なんてその辺にいっぱいいるだろ?それに、気が付かないならうしろから肩でも叩いて呼べばいいじゃん?」
プンプンとご立腹の様子の一色に持論を展開してみる。一応筋は通ってるし、これは反論の余地はないだろう。
完全勝利を確信。敗北を知りたい。
「仕方ないじゃないですかー、まだ部活の片づけ中でしたし……それに! これでもすぐに先輩を追いかけた方なんですよ?」
なるほろ、今日は珍しく部活の方に顔を出してたわけね。だから奉仕部にも来なかったと。
生徒会と、最近だと奉仕部に入り浸っている印象が強いからサッカー部のマネージャーってイメージ薄れてるな。
「ほーん……で、片付けの途中だったんだろ? こっち来て大丈夫なのお前?」
「それは大丈夫です! 戸部先輩に押し付け……引き受けてもらいました!」
「あ、そう……」
きゃるんとした調子で悪びれなく言い放ちやがった。
しかも押し付けてって言いかけたよね?黒い!いろはす黒い!
しかし戸部が不憫でならない。あいつ良いやつなんだぞ。うるさいしウザいけど。
あれ?本当に良いやつなのか?良いやつだよね?
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