過去ログ - 八幡「贈り物には想いを込めて」
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46: ◆D04V/hGKfE[saga]
2015/06/16(火) 00:15:56.81 ID:9WL6O8ki0
「全力は出したんだろ?それならいいんじゃねーの。それに、あの由比ヶ浜だって受かってるんだぞ? 心配ない心配ない」

すっかりシュンとしてしまった小町に声を掛けた。フォローを忘れない俺ってマジ真摯。
落ち込ませたのも俺だけどね!
ガハハと笑いかけるが、えーって顔された。えーって。

何か間違ったかとを言ってしまっただろうかと考えていると、小町が呆れ顔で溜息をひとつ吐いた。


「前向きは前向きだけど結衣さんに失礼すぎだよお兄ちゃん……小町的にポイント低いよ」

おっとジト目攻撃だ八幡に80000ダメージ!これだからゴミは……とか言わないで小町ちゃん。
せめていつもみたいにごみいちゃんにしてくれ……。

妹にまでごみ扱いされたらこの世に俺の居場所がなくなっちゃう。
ぶつぶつ不服そうに呟く小町に、俺なりに優しく話しかけた。

「ま、受験お疲れさん。結果出るまではしばらくのんびりできるな。あとで久しぶりにゲームでもやるか」

「おっ、いいねぇーやろうやろう。そうそうそうだよお兄ちゃん! やったー受験終わったんだー! 遊ぶぞー!」

やったーと両手を掲げて万歳ポーズで喜びを爆発させている。単純なこって……。

受験のみならず、試験終わったあととかはやっぱり解放感あるよなー。
こう、肩に乗ってたものが下りるというか。重荷から解き放たれるというか。そんな感じだ。

重荷から解放されて喜ぶ小町が、少しだけ羨ましかった。



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