過去ログ - 八幡「贈り物には想いを込めて」
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47: ◆D04V/hGKfE[saga]
2015/06/16(火) 00:17:59.20 ID:9WL6O8ki0
――――――


寒さに加えて強風が吹き付け、窓が時々ガタと音を立てて揺れている。

風呂にも入り、小町の作った夕食を食べ終えても時刻はまだ21時。

リビングのソファに小町と肩を並べて座り、某レーシングゲームに興じている。
○リオとかド○キーとかその辺のキャラのやつだ。ヒアウィゴー!!

「ときに八幡さんや」

「何かな小町さんよ」

妹のよくわからない振りに一応反応する。ゲーム内のコーナー進入に合わせて体をうねうねと傾けつつ答えた。
むふふと含み笑いをしている小町を横目に見る。画面を見ながら楽しげな様子だ。

「明日はあ・の・日、だね♪」

キャピルンと華やかな笑顔を浮かべて今度はこちらの様子を確認してくる。前見ろ前。
落ちちゃうぞ。

「……なんのことかなー」

「ごまかしが雑すぎるよお兄ちゃん……」

そのまま変わらずピコピコとゲームは続く。あまりこの話題にしたくはないので、その後特に何も発しない俺に小町が優しく諭すように語りかける。

「大丈夫だよ。今年は、少なくとも3つは貰えると小町は予想してるよ?」

「何が大丈夫なんだ……。あとその3つの内訳は?」



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