過去ログ - モノクマ「またテキトーに誰か絶望病にする」
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31: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2015/06/16(火) 06:10:49.66 ID:6LLEt+I10
注射ヘタな人に当たるとヤバい。手がぷるぷる、血管ちくちく、いててててっていう、忘れもしない痛い記憶。


罪木 「ご、ごめんなさい!!」

 謝罪の言葉を精一杯叫びながら、罪木は左右田にキツ目の蹴りを背中に入れる。

左右田 「いっ!」

罪木 「そ、左右田さん?! あああ…ごめんなさいぃぃ…っ」

 苦痛の声を漏らす左右田に、慌てて罪木は謝る。

左右田 「何でやめんだっ? もっと、もっと足蹴にしてくれ」

左右田 「どっか体イかれてもいいから…なぁ…今のすんげェ気持ちイイんだよ……」

 謝り動きをとめた罪木に対し、熱の篭った吐息と眼差しを向け、訴える。今の左右田は絶望病により、どんな痛みでも性的な興奮に変えてしまえる異常な体質に変わっている。

罪木 「ど…どうしちゃったんですかぁ? うっ…ごめんなさい!!」

 戸惑い怯えながら、それでも左右田に蹴りを何度も食らわせてやる。

左右田 「うっ! ぎっ?! うはっ…調子出てきてんじゃねェか…もっとくれよ!! もっと足で虐めてくれよっ!!」

 蹴る度に左右田の体は揺れ、苦悶の声をあげる。しかし懲りずに、まるで取り憑かれたように罪木に次の刺激を求めて叫ぶ。

罪木 「う…っふ……うふふっ……」

罪木 「あぁ…左右田さんが私を必要としてくれている……! 他にも人はいるのに、この私を!!」

 左右田自ら進んで痛めつけることを要求しているとはいえ、それでも左右田を蹴ることにはじめは罪悪感があった。しかし、罪木は他人から求められることを好む。求められるために医療を学んできたのだ。形は違えど、今、自分を強く必要とされているということに喜びを感じていた。

罪木「私に痛めつけられることを卑しく求めてる……うふふっ」

 もっと必要とされるために、自分から離れていかないように、相手の望む通りに従っていた。そう、今も従っているだけなのだ。相手の欲望に。自分の欲望に。

 左右田の肩に踵を乗せ、グリグリと抉るように足蹴にする。

左右田 「いヒッ! ああぁ…最ッッ高ォッ! ゾクゾクすんぜ…罪木ィ……」

 どんな痛みも快感に置き換わる今の左右田には、甘美な疼きに感じているのだろう。上気し恍惚としただらしない表情で罪木を見上げていた。

罪木 「じゃあ、左右田さん。お望み通り、御注射しましょうか?」

 左右田の様子に満足した罪木は、先の左右田が言っていた注射を打ってやることにした。駆り立てられた加虐心は献身的だった罪木の人格を非道のモノへと塗り替えていく。いや、今も彼女の中では献身の一貫なのだ。

左右田 「刺してくれんのか?!」

 左右田の期待の眼差しは、さらに罪木の興奮を煽る。

罪木 「お部屋にいきましょうか? 左右田さん」

 にこりと笑って罪木は答えた。


―――――――――


 罪木は抉るようにしながら、注射針を左右田の腕へと深々と刺す。普段であれば血管を傷つけぬように慎重に行っている作業だが、今は左右田を痛めつけることを目的にしているため、容赦なく左右田の中で針を動かした。

左右田 「ぐぎィッ!! ギャアアアアッ!!」

 ちくちくとした痛みから、血管の中を血ではなく電流が巡っているような激痛。血管を針で割かれるという、あまりの痛みに声を抑えるような余裕もなく、左右田の悲鳴が罪木の部屋の空気を震わせる。

罪木 「濡れちゃうくらい、とっても素敵な悲鳴ですぅ…うふっ…段々と周りが腫れて赤紫色になっていってますよぉ?」

 針を刺している箇所を起点に、内出血を起こした左右田の腕はあまりにも出血量が多いため、赤紫の域を越えドス黒くなり、それに侵食されていく。そこは脈打ち熱を帯び、痺れる様な感覚と、ズキズキと鈍い痛みが重なる。

左右田 「ッ…痛ェよォ…でも…ひゃはっ、堪んねェ…イッちまいそう……っ!」

動かせば肘から手首までビリビリとした鋭い痛みが走る。様々な痛みを味わうことが、できた左右田は涙で顔をぐちゃぐちゃにしながらも、満たされた表情をしていた。

罪木 「こんなに痛いことが好きな人ははじめてですよぉ…んふふっ」

 罪木も左右田の要求に応えられたことに満足したのか、愉悦の吐息を漏らす。

罪木 「もっと、御注射して欲しいですかぁ?」

 先ほど刺したばかりの腫れた部分を針の先端で軽く突きつつ、左右田の耳元で甘く囁いた。

罪木 「左右田さんが気が狂って壊れちゃうまで、私がもっともっと気持ちよくしてあげますからねぇ」


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