14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:21:55.08 ID:VItNW0A+0
  
 彼女に習って……自分でも沢山練習した、氷の魔法。 
  
 バトルの時に使う、闇雲に相手を傷つける形ではなく……見せるための氷。 
  
 「アイス……アイス!」キンッ 
  
 「セイナちゃん……?」 
  
 私に出来ることはこれくらい。 
  
 少し、恰好をつけすぎたかもしれませんが……私なりの答えを形にしてアシディアの元へ。 
  
 「今でも、私の気持ちは変わりません、アシディア」 
  
 「この小さな氷で出来た、指輪が私の『好き』を形にしたものです」スッ 
  
 「あなたが受け入れてくれるなら──それを受け取って左手の薬指にはめて下さいますか?」 
  
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