7:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 22:52:46.65 ID:VItNW0A+0
─私は一人でいたいのに。
本を読んで……もっと魔法が上手にならなきゃいけない。
そのために、心を閉ざして堅牢な氷の檻で包み隠したはずなのに。
彼女は……セイナちゃんは、その壁をいとも容易く溶かして。
今や、あの子の微笑んでくれる顔を思い出すだけで無条件に身体が熱くなってしまう。
体温が上がって……また少し閉ざしていた鍵がカチャリと外れる音。
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