過去ログ - 【艦これ】曙「クソ提督と手を繋いだら放れなくなった」【ラノベSS】
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33: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:29:04.02 ID:OJOXsenLo
曙「えっ、あ、そうね。こうした方が良さそう」

提督「うん、そうだね。そっちの方が伝わりやすい」


以下略



34: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:29:57.73 ID:OJOXsenLo
提督「曙さん、初めてなのに中々筋がいいじゃないか!」


曙「ハン…これくらいで筋が良いとか。何言ってんの?」

以下略



35: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:32:20.87 ID:OJOXsenLo
曙「ななな、何言ってるのよクソ提督!」

曙「私がアンタのために秘書艦の練習してたですって!?」


以下略



36: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:35:17.06 ID:OJOXsenLo
ふと、先ほどの疑問が蘇ってくる。

元々素直じゃなさそうな曙さんだけど、なんで僕はこうも敵視されるのだろうか、と。


以下略



37: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:40:16.89 ID:OJOXsenLo
僕と比べて頭一つ背の低い彼女の顔が、すぐ近くにある。

切れ長の瞳は絶えず誰かを威嚇するように愛想のないかたちをしていて、逆にそれが可愛らしい。

色素が薄い髪の毛は執務室の大窓から入る陽光を受けて、綺麗な紫色に見えた。
以下略



38: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:43:58.90 ID:OJOXsenLo
提督「(うわ、わわっ)」


だけども僕が一番動揺したのは、もっと違うところにあった。

以下略



39: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:46:52.41 ID:OJOXsenLo
白い首筋にかかる彼女のおさげのせいで、隙間から中身は見えなかったけれど。

曙さんが頭を動かすたび、髪の毛の揺れて首筋の白がチラチラと見えてしまう。

ああ、これは良くない、良くないぞ、僕。さっさと目をそらさなきゃ…。
以下略



40: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:51:30.32 ID:OJOXsenLo
提督「(落ち着け僕。落ち着け。相手は人間なら歳下だぞ多分!)」



彼女に気がつかれる前に目を逸らさなきゃ…とは思っても中々理性が戻ってこなくて、僕は混乱した。
以下略



41: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:53:48.66 ID:OJOXsenLo
曙「きゃっ、ちょっと痛いじゃないクソてい…クソ提督?」


提督「あっ」

以下略



42: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 22:58:57.60 ID:OJOXsenLo
曙「ななな、何見てんのよクソ提督っ」

曙「いいい、今私のこといやらしい目で見てたでしょ!?」

曙「それで、いったいどこ見てたのか言いなさいよ、クソ提督っ!」
以下略



43: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/17(水) 23:00:34.28 ID:OJOXsenLo
これならまだ誤魔化しようがあるぞ!

せめて首筋や胸元を見ていたことは隠さなきゃいけないと焦って…。

だから僕は、言わなくても良い事まで言ってしまった。
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