過去ログ - 時雨「ねえ、君にとって幸せって何だい?」山城「——」
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◆ngCxH3SH2s
[sage saga]
2015/06/17(水) 16:20:41.10 ID:R8aBRaVP0
——提督の私室——
山城「って話なんだけど、どう思う?」
提督「うーん、相変わらずの時雨節だな……」
やましろ「パパー!どしたの?」
提督「ん?何でも無いよ、やましろ。それより、そろそろ寝る時間だぞ」
やましろ「うんー、わかったー」
トテトテトテ
山城「すっかりあなたの方になついちゃって……」
提督「ん、焼きもちか?嬉しいな」
山城「焼きもちよ。やましろにも、あなたにも……私も混ぜなさいっての」
提督「ははは」
山城「…………」
提督「さっきの話だけどさ、俺は俺の事を幸福な人間だと思ってるよ」
山城「当たり前でしょ、やましろがいて……艦隊の皆が居て…………私が居るんだから」
提督「うん、それを日々噛み締めて生きてる」
提督「これはどんなときも絶対に忘れちゃ駄目なんだと、自分に言い聞かせながら生きてるよ」
山城「……そこまでしなくてもいいんじゃ」
提督「いや、しなくちゃいけないんだ。そうでないと俺は別の人間になってしまう気がする」
山城「そんな大げさな事?」
提督「素直に自分の幸せを認められないと他人の幸せを認められないからな。
……他人の幸せを許容できない奴に、人を幸せにする事なんて出来やしない」
提督「自分が幸せだからこそ、他人の幸せを奪う事に罪悪感えるようになる。
もし罪悪感を覚えなくなってしまったら……それこそ人間ではなくなってしまう」
山城「……ふうん」トン
山城(彼の肩に寄りかかる……もう馴れた感触、安心感)
山城「なんか、あなた時雨に似てきたわ……」
提督「そりゃあ……まあ、長い付き合いだからな」
山城「私に似てきてもいいんじゃないの?」
提督「何言ってんだ」
もう、すっかり似ちまってるよ——
山城(と、言って彼は私の唇に触れるようなキスをした)
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