過去ログ - 真姫「にこちゃんと夜空に架かる虹を見るわ」
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41:名無しNIPPER[saga]
2015/06/17(水) 21:39:03.46 ID:Uv2wZz1J0
サビに入った瞬間、みんなの歌声が途切れる。それは全員が入りのタイミングを間違ったせいではなかった。



「ぁいすきぁー、ばんざぁー……」



しんとなった講堂の空気を、か細い、呂律も回っていない、震えるようなソプラノが揺らしていたからだ。

「……」

にこちゃんが歌っていた。

いつの間にか曲は、にこちゃんのソロ・パートになっていた。

背筋を伸ばし、小さな胸を膨らませ、真剣な瞳で前を見据えながら、たどたどしくメロディーを追いかけている。

文字を読むことも、ただの一言の単語を発することもできなかったはずのにこちゃんが。

ましてや歌を歌うことなど、到底考えられなかったはずのにこちゃんが。


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