過去ログ - 瑞鳳「私の卵焼き、食べてくれる?」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:28:42.91 ID:C8AP0pIO0
千歳がまず部屋を辞し、追いかけるように
瑞鳳と瑞鶴も部屋を出て行ったが千代田だけはその場に残っていた。
提督「どうした?」
7:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:29:45.04 ID:C8AP0pIO0
提督「逆に聞くが、私がこの作戦を立案したと思うのか?」
千代田「それは…」
提督「今回の囮作戦は大本営からの勅令だ。拒否権は私にもない」
8:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:30:33.96 ID:C8AP0pIO0
瑞鶴「ここは?」
??「イタイ…」
瑞鶴「?」
9:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:31:32.83 ID:C8AP0pIO0
瑞鶴「イヤ!!」
跳ね起きるとそこは見慣れた私室だった。
瑞鶴「また、あの夢…」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:32:29.70 ID:C8AP0pIO0
瑞鶴「ちょっと、風に当たってこよう…」
気分転換も兼ねて外に出ることにした瑞鶴は人影を見つけた
瑞鶴「どうしたの?提督さん」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:33:24.49 ID:C8AP0pIO0
戦場で生き残った兵士が良く見る夢だ。
生き残ることに後ろめたさを感じ、その引け目のせいで
死んだ者から罵倒されるような悪夢を見る。
瑞鶴「私…どうすればよかったのかな…」
12:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:34:04.34 ID:C8AP0pIO0
ある日、戦果の報告に訪れた翔鶴と、ふと気になって話した時のことだ。
提督「妹は無傷だが翔鶴はよく被弾するな。
戦い方の問題なのか?だが、訓練では違いはそこまで…」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:34:46.10 ID:C8AP0pIO0
翔鶴「私はあの子が無事でいてくれるなら…自分が被弾することで
瑞鶴を守れるのなら…私はこの傷さえも嬉しく思います」
提督「……」
14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:35:44.16 ID:C8AP0pIO0
提督「そんな話をしたことがあった」
瑞鶴「翔鶴姉…それで自分が沈んじゃ意味ないじゃない…!
私は翔鶴姉がいてくれないと何も出来ないよ!
もっと翔鶴姉と一緒に戦いたかった!!一緒にいたかったのに…!」
15:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:36:43.47 ID:C8AP0pIO0
瑞鶴「ねえ、提督さん。私『幸運艦』って呼ばれてるの、知ってる?」
提督「ああ。知っている」
瑞鶴「この運も多分もう残ってないと思う。でもね、
16:名無しNIPPER[saga]
2015/06/20(土) 13:37:50.06 ID:C8AP0pIO0
作戦3日前のある日、23時を過ぎる頃、執務室がノックされた。
提督「誰だ?」
千歳「千歳です。提督、よろしいですか?」
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