過去ログ - 原田美世「……迅帝？」　【モバマス×首都高バトル】 -SS速報VIP

過去ログ - 原田美世「……迅帝？」　【モバマス×首都高バトル】

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118:１[saga]
2015/06/21(日) 06:53:35.66 ID:6Gs9lLDG0

　午後になり、全てのマシンがグリッド上に整列した。
　パドックパスをもった観客を、グリッドに招き入れる、グリッドウォークの時間だ。

119:１[saga]
2015/06/21(日) 06:55:36.74 ID:6Gs9lLDG0

　そして、グリッドウォークもスケジュール通りに終了。

　国家斉唱と開会宣言の後、フォーメーションラップ十分前のアナウンスが流れる。

120:１[saga]
2015/06/21(日) 06:57:23.16 ID:6Gs9lLDG0

（……行け！！）

　絶妙なタイミングでアクセルを入れ、ポルシェを加速させる。スタートのタイミングが遅れた、７番手スタートのＢＭＷＺ４のイン側に車体を寄せて、１コーナーでインを刺す。

以下略

121:１[saga]
2015/06/21(日) 07:00:13.99 ID:6Gs9lLDG0

　ブレーキング争いはせず、各車等間隔で９０度コーナー、最終のビクトリーコーナーをクリア。

　２週目に突入する。

以下略

122:１[saga]
2015/06/21(日) 07:02:43.18 ID:6Gs9lLDG0

　立体交差手前。アクセルを踏み込んでも、マシンは加速しない。更に、車内には白煙が入り込んできた。

「……ヤバい！！　エンジンがおかしい！！」

以下略

123:１[saga]
2015/06/21(日) 07:05:12.31 ID:6Gs9lLDG0

　表彰台の壇上に登る、シリーズチャンピオン。沢山のフラッシュを浴びて、高々とトロフィーを抱え上げる。

　勝利の女神がほほ笑んだレーサーは、最高の笑顔を見せていた。

以下略

124:１[saga]
2015/06/21(日) 07:06:49.47 ID:6Gs9lLDG0

　仕事の衣装から私服に着替えた美世と茜は、モーターホームに顔を出した。

　結果はともかく、今年最後の仕事をやり遂げた満足感を感じながら、オーナーでもある菊地と挨拶を交わした。

以下略

125:１[saga]
2015/06/21(日) 07:08:06.87 ID:6Gs9lLDG0

「そうだ……。監督に一つ聞きたい事があったんだけど、良いですか？」

「構わないよ」

以下略

126:１[saga]
2015/06/21(日) 07:09:00.52 ID:6Gs9lLDG0

　サーキットから撤収した菊地は、愛車のＦＤ２シビックタイプＲで帰路に付いていた。ハンドルを握りながら、ハンズフリーを使ってある人物と携帯電話で会話していた。

「……原田さんは、藤巻の所に行くつもりだろうな。

以下略

127:１[saga]
2015/06/21(日) 07:10:41.07 ID:6Gs9lLDG0
八章　パープルメテオ

　完全オフとなった平日。

以下略

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