過去ログ - 原田美世「……迅帝？」　【モバマス×首都高バトル】 -SS速報VIP

過去ログ - 原田美世「……迅帝？」　【モバマス×首都高バトル】

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15:１[saga]
2015/06/20(土) 19:50:23.08 ID:AnD1eOl70

　ミラーから光が消え、ロータリーのエキゾーストノートが左から耳に飛び込む。

（……やっぱり……速い）

以下略

16:１[saga]
2015/06/20(土) 19:51:21.83 ID:AnD1eOl70

　デジタル表示の追加メーターを、美世はチラリと見る。
（……水温９６……油温１２７。…………行ける）

以下略

17:１[saga]
2015/06/20(土) 19:52:03.15 ID:AnD1eOl70

　湾岸線下り方面、大井パーキングエリア。
　周囲に停車しているのは長距離輸送のトラックが２台だけで、Ｒ３３とＦＣ３Ｓは明らかに浮いてる。

以下略

18:１[saga]
2015/06/20(土) 19:53:04.14 ID:AnD1eOl70

　翌日。ＡＭ９：０３。
　結局３時過ぎまで起きていた美世は、携帯電話の着信で叩き起こされた。

以下略

19:１[saga]
2015/06/20(土) 19:53:49.38 ID:AnD1eOl70

　正面玄関からすぐに曲がって、応接室に直接乗り込んだ。
　サングラスを外してから、ドアを開ける。

以下略

20:１[saga]
2015/06/20(土) 19:54:56.44 ID:AnD1eOl70

　手を合わせた瞬間に、美世は感じ取った。

（……只者じゃない）

以下略

21:１[saga]
2015/06/20(土) 19:59:01.31 ID:AnD1eOl70
二章　美世のお仕事

　自宅のアパートに帰って、美世は布団に寝っころがった。
　ぼんやりと宙を見ながら、緒方に言われた条件の内容を思い返していた。

以下略

22:１[saga]
2015/06/20(土) 19:59:54.61 ID:AnD1eOl70

　国道２４６号線沿いのとある喫茶店。
　駐車場に止まる真っ赤なＦＣ３Ｓは、首都高の走り屋で知らなければモグリだ。

以下略

23:１[saga]
2015/06/20(土) 20:00:40.81 ID:AnD1eOl70

「元々、３４６プロの部長さんが俺の常客だったんだよ。んで、その流れで、３４６の社用車は俺ん所で面倒見てたんだ。

　そんで、美世が３４６に入って、メカニックの事も学びたいって事だったから、俺の下でバイトを始めたんだ。かれこれ、五年前の話だ」

以下略

24:１[saga]
2015/06/20(土) 20:02:30.45 ID:AnD1eOl70

「んで、お前は美世と走るつもりなんだろ？」

　内藤は、緒方に改めて聞き返した。

以下略

25:１[saga]
2015/06/20(土) 20:03:24.02 ID:AnD1eOl70

「そうよ。これでも、ファッションデザイナーで名前が売れてるのよ？
　今所属してるブランドは、欧州以外のマーケットにも進出を進めてる。そこで、日本向けのマーケットを私が担当する事になったのよ。

以下略

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