過去ログ - 万里花を愛でるニセコイSS「ハナヨメ」
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8:名無しNIPPER
2015/06/20(土) 23:18:05.46 ID:EUGrH/Tp0
「楽様ー!」
ガラリとドアが開き、もう五時限目も終わったというのに堂々と万里花が教室に入ってきた。

いつも通りの楽に向けられた微笑み。
でも、なんというか、どこかいつもと違う気がする。
まるで全身が輝きを放っているかのようなピカピカつやつやの笑顔で、万里花は楽に抱きついた。

「楽様、今日の私はいつもとひと味違いますの。どこが変わったか、お分かりになりますか?」
「ど、どこって……」

いつものスキンシップよりも、何故だか肌の接触が多い気がする。
そしてその感触も、なにやらすべすべつるつるで……。

万里花の転校以来、数百回に渡って抱きつかれ続けたことにより磨かれた楽の感覚が告げる。

「お、お肌が……奇麗になった……?」
「正解ですわ、楽様! 私、エステに行ってきましたの! ほら、お分かりになるでしょう?」

さらにするすると、楽に肌を密着させる万里花。
そのあまりの感触の良さに、楽は真っ赤になったまま身動きもできない。

隣で見ていた千棘も、いつもよりもやけにテンションの高い万里花の様子に思わず突っ込みを忘れていた。


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