過去ログ - タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part3
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906:名無しNIPPER[saga]
2016/05/05(木) 10:39:26.32 ID:HAY6NCXz0
>>527


とある用件でとある場所に赴いた時の事

うさぎの家。そう直訳出来る名前の喫茶店を見付けた

さぞ、うさぎ族にとってとても快適な環境が整っているのではなかろうか

そう勝手に想像し、期待を募らせて恐る恐る入ってみる

するとなんという事だろうか。可愛らしい看板娘らしき少女が私を出迎え、開口一番

「いらっしゃいませ。ご注文はうさぎですか?」

これである

私はまるで後頭部をハンマーか何かで振り抜かれた様な衝撃を受けた

そこで一寸動きが止まったのは怪しまれたかも知れないが

なるべく失礼なそぶりが表れない様にそっと、しかし速やかにその店を後にした

そしてそこからほんの少し歩いたところで、私は漸く不快さを顕わにした

全く何がラビッ○ハウスだ

あれでは家は家でもうさぎ小屋ではないか

不用意に入ったこちらにも落ち度があったとは言え、兎の化身の一羽であるこの私に何という仕打ちか

金輪際あんな店には寄ってやるものか。いや、それどころか「こんな不届きな店があった」と上司に告げ口でもしてやらねば気がすまん

そう決意すると、本来の目的を考えつつ、別の店を探す事にしたのであった


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