過去ログ - 八幡「真のぼっち」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/21(日) 14:00:30.81 ID:KKdbAala0
「可愛いというただそれだけで仕事になるというのは分かる。でもそれが部活になるっていうのは」

「……人の話を聞く気がないのね。比企谷くん。女子と話したのは何年ぶり?」

 それが俺の求める答えと一体何の関連が有るというのだろう。
というか二度も答えを求める俺にまだ答えていない辺り、少女も俺の話を聞いていない。
泥沼の言い合いを始めてもいいが、一先ず少女の質問に答えよう。

「昨日ぶりだな。消しゴムを拾ったら礼を言われた」

 後は落っことした小銭を拾うのを手伝ったり、移動教室を知らずにギリギリに教室に戻ってきた女子に移動先を教えたりとかそんなんだ。
一昨日は財布も拾ったか。

「そういうのは会話と言わないわ」

「じゃあこれも会話じゃないだろ。持続性の話をしてるなら、あー、そうだな1周間前に映画の話を聞いた覚えが有るな」

「もういいわ。持つものが持たざるものに慈悲の心をもってこれを与える。人はそれをボランティアと呼ぶの。途上国にはODAを、ホームレスには炊き出しを、モテない男子には女子との会話を。困っている人に救いの手を差し伸べる。それがこの部の活動よ」

「なるほど、ボランティア部ね。それは良いし俺がモテないというのは否定しないんだけど、別にお前と話したくないな」

「なんですって?」



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