過去ログ - 桃華「風評被害ですわ!」楓「そうでしょうか?」茄子「♪」
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4: ◆Freege5emM[saga]
2015/06/21(日) 15:23:41.85 ID:X8mYpxHro



●03

桃華(え、えーい、桃華っ! 人の話を盗み聞きなんて、はしたない真似……やめるんですの!)



楓「へぇ。茄子さんもアレについてはかなりのものだと……それでも、桃華ちゃんが?」

茄子「楓さんこそ。桃華ちゃんは、私たちよりもっと自然にやってくれます。そこが違いますよ」



桃華(で……ですが、わたくしの話題となると気になってしまいますわ……)



楓「12歳にしてあの気配り、包容力。もっとも大事な要素は文句なしです」
茄子「桃華ちゃん一人居れば、年少組は安心して見ていられますものね」

楓「目線から人の内心を見抜く観察力。包容力とあいまって、すべてを打ち明けて委ねたくなります」
茄子「初対面でPさんの素質と目的を言い当てるとは、ただのお嬢様には真似できないことです」



桃華(よく分かりませんが……面映ゆくて、くすぐったいですわ)



楓「容姿と立ち居振る舞いから溢れ出る、モチベーターとしての才能」
茄子「にじみ出る気品が、指図を嫌味に感じさせませんよね」

楓「時折ほの見える独占欲、可愛らしいですよね」
茄子「桃華ちゃんからそばに居て欲しいと言われて、抗える人がどれだけいるでしょうか?」



桃華(今まで人から褒められることは、ありましたけれども……)



楓「プロデューサーを出会ってすぐにおうちへ招待する積極性」
茄子「主導権を握るのも重要です。おうちといえば、もちろん櫻井家のコネクションも軽視できませんよ」

楓「アイドル活動からほの見えてくる、健全な向上心」
茄子「ええ……アレには、自分への厳しさも必要となりますしね」



桃華(こうやって、わたくしの居ない場で話しているのを聞くというのは……)



桃華(それにしても、“アレ”とは何のことでしょう。
   話を聞く限り、とても素晴らしいことのようのようですが……)



楓「茄子さんと話してて、私、確信が深まりました」
茄子「ええ、楓さん。桃華ちゃんは、間違いなくこのプロダクショントップの――」





楓・茄子「――ダメP製造機、ですね」

桃華「ちょっと待ちなさい――異議あり! ですわっ!」






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