過去ログ - Vault101のアイツ「スカイリム?」
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1:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:06:26.77 ID:iQbm2jPuo
Valut 101から旅立った孤独な放浪者は、父を探し求めた。父はかつて人類の未来を救うことに己の全てを捧げた。

自分の子の未来と引き替えに。

The Capital Wasteland は残酷で荒れ果てた場所であった。

しかし一人の放浪者が、悪に立ち向かうことを人々に主張した。 価値観は父から子へ受け継がれる。

無欲、哀れみ、敬意。

高貴な精神は数え切れない勝利と試練によって導かれたのだ。

しかし、まだ終わってはいない、孤独な放浪者は偉大なる善行(Project Purity発動のこと)の真の意味を知る。

・・・・・犠牲。

放射能に犯されたProject Purityの制御室に足を踏み入る。

子は父の道を辿る・・・・・。

人類の為、子は自らを犠牲にする・・・・・。

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 19:08:38.04 ID:iQbm2jPuo
ありがたいことに、邪悪な大統領に彼の道具になるかどうかの選択の時、放浪者は拒否した。

人類の欠陥も、守る価値があるものだと考えた。 生命の水はついに・・・自由で純粋になった。全てのために。

The Capital Wastelandは遂に・・・・守られた。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 19:09:36.83 ID:MPxXhRKuO
うおお期待せざるを得ない


4:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:12:30.76 ID:iQbm2jPuo
 Vault101のアイツと呼ばれる男は死んだ。

 体が透けるような高濃度の放射線に曝され、どろどろの粘液になってジェファーソン記念館で死んだ。

 だが彼の意識はまだ思考を保っている。
以下略



5:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:17:13.11 ID:iQbm2jPuo
 男はうつぶせに地面に倒れこんだままのろのろと顔を上げて正面を見遣る。

「なん……だ……何の冗談だこれは!!」

 たまらず彼――Vault101のアイツと呼ばれた男は叫ぶ。
以下略



6:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:23:17.77 ID:iQbm2jPuo
 Pipboyと呼ばれるその小型端末は核分裂バッテリーから供給されるエネルギーによって彼のイメージ通りの画面を映し出している。

「どうなってやがる?! どこなんだここは!」

 pipboyのダイヤルをねじり、ロケーションデータを表示しようとする。
以下略



7:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:33:13.99 ID:iQbm2jPuo
 それから小一時間ほど彼はしかめっ面をしたまま地面に座り込みpipboyの画面を眺めていた。

 ロケーションデータに示された地名は今まで聞いたことのない地名で、広域マップでさえ彼の知っている世界とは何もかもが違いすぎている。

 核戦争によってあらゆる山脈が消し飛んだはずなのに広域マップの中心には馬鹿でかい山があるのだ。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 19:34:11.62 ID:NlE3fuuYO
アイツがドヴァーキンになるのか?
とにかく期待


9:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:34:47.70 ID:iQbm2jPuo
 Fallout3とスカイリムのクロスSSです。

 英語にアレルギーがあるのでクエスト名は目をつむってください。

 風呂入ってきます


10:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 19:41:17.09 ID:nZU/IY19o
パーク全取りしたアイツならドラコンも余裕だろう


11:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:57:52.48 ID:iQbm2jPuo
 pipboyの指示のまま、彼はリバーウッドという小さな村に向けて歩き続ける。

 その背中はかつての愛犬とともに歩いた旅路の中で浮かべた寂しげな背中に似ていた。

 Pipboyが敵の反応を報せる。
以下略



12:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 19:59:37.11 ID:iQbm2jPuo
「……」

 彼は道を迂回する。

 狼たちは彼に気付かないまま、一声遠吠えを上げた。
以下略



13:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:03:50.40 ID:iQbm2jPuo
Attntion!

動物に自愛の念を覚えたことにより新たにPeakを習得しました!
Animal Friend



14:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 20:04:15.72 ID:MPxXhRKuO
この進み方いいな


15:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:11:15.30 ID:iQbm2jPuo
 リバーウッドに彼が到着したのは彼が目を覚ましてからちょうど4時間後のことであった。

 すでに太陽は沈みかけ、夕暮れが街を染めている。

 旅路の中で彼が発見したことはいくつかある。
以下略



16:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:14:04.41 ID:iQbm2jPuo
「止まれ! 何者だ!!」

 川のそばの小さな村へと足を踏み入れようとした途端、衛兵に声をかけられる。

 まるで騎士物語やグロッグナック・ザ・バーバリアンに出てくるような甲冑と腰に差した剣に、たまらず彼は小さく笑った。
以下略



17:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:14:51.52 ID:iQbm2jPuo
Attention!
 おめでとうございます!戦後の世界で培った一部の技術がこの新世界でも発揮されます!

 
 Speachが上昇しました!
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 20:20:23.02 ID:7fcToZEOO
なんたって話術ゲーだからな


19:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:21:06.36 ID:iQbm2jPuo
嘘:

「俺は……どうやら記憶喪失らしい……」

 いかにもな苦悶を浮かべ、頭を押さえて彼は言う。
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2015/06/21(日) 20:24:09.86 ID:oD+cs55CO
ラジオが聞けないなんて!


21:名無しNIPPER
2015/06/21(日) 20:26:58.44 ID:iQbm2jPuo
 彼は今一文無しだ。

 キャピタルではキャップで地雷を作れるほどのたくわえがあったが、今彼が持っているのは衣装だけ。

 宿代など出せるわけはない。
以下略



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