過去ログ - Vault101のアイツ「スカイリム?」
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名無しNIPPER
2015/07/26(日) 19:54:04.08 ID:sqJ0t3a4o
「う……あ……」
初めて見るその異形にたまらず孤独な放浪者は動きを止める。
相対する蜘蛛は彼が知っているアリと同じ程度のサイズだが、いくつもの瞳で見つめられては気味も悪い。
以下略
130
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 19:55:55.50 ID:sqJ0t3a4o
2つの絶叫が蜘蛛の巣を埋める。
蜘蛛は突き刺さった手斧に半狂乱になり、孤独な放浪者は顔面に受けた毒液にのた打ち回る。
フロストバイトの毒は神経毒である。
以下略
131
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 19:58:51.55 ID:sqJ0t3a4o
「くそったれがぁぁぁぁ!!」
彼は手斧を手放した右腕で顔面の毒を拭い去る。
唇は毒のためにいびつに歪み、視界もぼやけている。
以下略
132
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:01:18.77 ID:sqJ0t3a4o
ぞぶ、と得も言われぬ音とともに手斧が蜘蛛の眉間ふかくにめり込む。
刃がほとんど眉間に埋まった蜘蛛はたまらず痙攣を起して絶命したようだ。
「は……は……はっ……やってやったぞ……」
以下略
133
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:03:20.83 ID:sqJ0t3a4o
Attention!
死線を潜り抜けたことにより以下のPerkを習得しました。
以下略
134
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:08:45.66 ID:sqJ0t3a4o
彼はぼやける視界でPipboyを覗き込みアイテムを確認する。
荷物の中から回復の薬をいくつか取出し、何も考えずに一息に飲み干す。
モールラットよりはましな味だが、それよりも確実に効果のあると確信できる味が彼の胃袋から全身を巡る。
以下略
135
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:12:18.46 ID:sqJ0t3a4o
道すがら倒れているドラウグルの遺品をあさりいくつかの剣や手斧を確保した彼は隠密を保って先へと進む。
するとまだ新しい死体を見つけた。
浅黒い色のその人物は「韋駄天」という異名を持っていたようだが、何かすさまじい力によって吹き飛ばされたようだ。
以下略
136
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:14:58.17 ID:sqJ0t3a4o
「ここにはバカしかいないのか」
ため息さえつきながら「韋駄天」の死体をつかみ、床のスイッチに向けて放り投げる。
すると即座に棘つきの扉が動き、はじけるように「韋駄天」を彼方へ吹き飛ばす。
以下略
137
:
名無しNIPPER
2015/07/26(日) 20:15:30.17 ID:sqJ0t3a4o
今日はここまで。
138
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/07/26(日) 20:21:19.69 ID:o2+uIfGK0
乙
スカイリムでもハヴォック神は荒ぶるから、遠くまで吹っ飛ぶのは仕方ないな
139
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/07/27(月) 02:21:14.52 ID:HWvYGgRco
乙
ハヴォック様は人間なんかには理解できない荒ぶり方をなさるからなぁ……
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