11: ◆PQxO3wwU7c[saga]
2015/06/21(日) 22:05:01.98 ID:DXe+iex80
変わり果てた?妻の姿に恐れをなし、伊邪那岐命は逃げ出しました。
恥をかかされた伊邪那美命も、そのまま見逃してはくれません。
黄泉醜女(よもつしこめ)と呼ばれる鬼女たちに夫を追わせました。
黄泉醜女「フヒヒ……モゲロ……」
黄泉醜女「私ガモテナイノハ…オ前ノセイダタヒネ……」
P「なんでだよ!」
鬼女といいながらも、その様はむしろ喪女です。
伊邪那岐命が剣を振るうと、そこから『刀剣男子』なるものが現れ、黄泉醜女たちを足止めすることができました。
P「こ、ここまで来れば……」
命からがらに辿り着いたのは、あの世とこの世を繋ぐ黄泉比良坂(よもつひらさか)です。
伊邪那岐命はそこに大岩を置き、黄泉の亡者たちが地上に出てこられないようにしました。
そこに、一足遅れて伊邪那美命も駆けつけました。
小鳥「ああ! そういうことするんですか!」
P「あんなのが地上に出てきたら困りますよ!」
大岩を挟んで対峙した夫婦神は、そこで最後の言葉を交わしました。
先に伊邪那美命が「あなたの国の者を一日に千人殺す」と切り出し、続いて伊邪那岐命が「ならば私は一日に千五百の産屋を立てる」と応じたと言われます。
この壮絶な夫婦喧嘩により、神に非ざる短命な人間という種が誕生しました。
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