過去ログ - ANKO―地獄のオニばばあ―【ごちうさ】
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13: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/06/21(日) 23:39:57.39 ID:aAVNrnd80
婆ちゃん「………はあ」

婆ちゃん「分かったよ。アンタは誰に似たのか頑固だしね」

 しばらく考え込み、軽くため息をつきながらおばあちゃん―――甘兎庵の女主人の祖母は孫の申し出を了承した。

婆ちゃん「ただし、しっかりとアンタが面倒を見るんだよ?」

千夜「うん。ありがとう」

 祖母のその言葉を聞き千夜の表情がぱぁっと明るくなり、仔うさぎをギュっと抱きしめ喜びはねる。

婆ちゃん「その代わり、その子を看板うさぎにするからには、場合によっては私も教育をするかもしれないからね?」

千夜「うん」

婆ちゃん「まったく。とりあえず、その子に名前をつけてやんな」

千夜「あんこ」

婆ちゃん「あんこ?」

千夜「そう。この子はあんこ。黒くてちっちゃくてかわいいでしょ?」

 そう言いながら千夜はあんこと名づけた仔うさぎを見つめ「よろしくね。あんこ」と強く抱きしめるのであった。

あんこ「・・・」
 
 その間、あんこは彼女の言葉を理解しているのかどうか、ずっとお菓子を頬張り続けていた。


これは始まり

あんこの看板うさぎとしての始まり。


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