過去ログ - ANKO―地獄のオニばばあ―【ごちうさ】
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◆AkH/4.EZSk
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2015/07/01(水) 22:14:32.93 ID:fKEKW9wD0
あんこ「・・・」
あんこの目の前には甘兎庵のスイーツが並べられていた。
千夜「あんこ。食べたいでしょうけど我慢するのよ?」
以下略
39
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/01(水) 22:18:39.52 ID:fKEKW9wD0
千夜「きびしい特訓の日々だったもんね」
あんこ「・・・」
辛い特訓の日々を終え、昨晩千夜はおばあちゃんにあんこへの躾は完璧だと報告をしていた。
以下略
40
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/18(土) 20:26:35.68 ID:PF+DNtRo0
千夜「それじゃあんこ!頑張ってね!」
千夜はあんこのために用意された台座の上にあんこを座らせ、ファイトのポーズをしてからその場を後にした。
あんこ「・・・」
以下略
41
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 22:20:06.08 ID:2pgT1cJ00
女性客「うさぎさん。これ食べてみる?」
あんこの傍の席に座っていた客があんこに対し、一口ぶんのパフェの乗ったスプーンを差し出した瞬間……
女性客「きゃっ!?」
以下略
42
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 22:21:01.81 ID:2pgT1cJ00
あんこ「♪」
あんこは店内を軽快に駆け回り目に付く甘味へ飛びついた。
そして女性客へも飛びついては身体を這い回り
以下略
43
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 22:21:49.88 ID:2pgT1cJ00
千夜「あんこったら。あんなに頑張って」
千夜「それにお客さんたちもあんこをあんなに可愛がってくれるなんて」
店内の賑わいを陰から見守りながら千夜は心の中で「あんこ。頑張って」とエールを送っていた。
以下略
44
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 22:28:16.45 ID:2pgT1cJ00
だが程なくして店の奥からおばあちゃんを始めとした大人たちが大慌てで駆け出してきた。
あんこ「(ビクッ)」
あんこは自分を捕まえようと迫る存在に気づいたのか、倒れこんだ男の顔にへばりつき耳や鼻を齧っていたのを止め再度駆け出した。
以下略
45
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 23:20:11.60 ID:2pgT1cJ00
千夜「あんこ?」
どうやら追い詰められたあんこが窓ガラスを突き破り外へ逃げ出したようであった。
千夜は足の向きを変え誰よりも早く外へと飛び出す。
以下略
46
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 23:24:41.32 ID:2pgT1cJ00
―――ガシッ!!―――
あんこ「!!」
千夜「え?」
以下略
47
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2015/07/19(日) 23:29:00.26 ID:2pgT1cJ00
その後のことはよく覚えていない。
直後におばあちゃんたちも店から出てきたが、泣きじゃくる千夜からあんこの事を聞き皆顔を見合わせるしかなかった。
そしてその日はその後すぐに店を閉めてしまった。
以下略
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