過去ログ - 魔王「なんで倒されにゃならんのだ」
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5:名無しNIPPER
2015/06/22(月) 14:25:32.72 ID:27WAjJmwO
魔王「人の命は戻らぬものだ、それは仕方ないことだ」

勇者「そっすね、はい」

魔王「魔界の門の警備を強化すると約束しよう。ついでに荷車3台分ののレア素材を提供しよう」

魔王「国に戻り魔界に関わるなと人間王に進言してきてくれぬか?無事この不毛な闘争が終わったなら貴様に魔界の爵位をやろう」

勇者「マジ?俺魔族めちゃくちゃ倒しちゃったよ?」

魔王「それは問題ない、お前も魔族なのじゃし、力こそ真実であるこの魔界において勝利したものには相応の地位が約束される」

魔王「無論、爵位があればワシへの挑戦が認められる。無事終わらせれば正当に魔界の魔王になるチャンスをやろう」

勇者「行ってきま〜す!」タッタッタッタッ


魔王「…………ふふ、まだ負ける気は無いぞ?勇者よ」

魔王「しっかし、警備を抜けてごろつきが出ていたとは……側近!」

側近「ここに」

魔王「門にケルベロスを追加配置、勇者は通すようにいい含めておけ」

側近「御意」

魔王「それにしても、奴は強いぞ?側近、貴様の地位も危ないやもしれんな」

側近「ふふ、この側近強くこそなるものの、衰えは微塵もありませんぞ」

魔王「かかか!ワシもじゃ!」

側近「勇者は成功させるとお考えですか?」

魔王「勇者ならいざ知らず、鍛えた程度の人間に負ける道理はない」

側近「それもそうですな」


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