過去ログ - 元戦士「廃村の偏屈魔女」 -SS速報VIP

過去ログ - 元戦士「廃村の偏屈魔女」

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125: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:41:20.11 ID:+3ABvSC20
勇者「…えっ！？」

魔王「が…っ」

女神の剣は魔王の胸に、深く突き刺さっていた。

126: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:42:02.00 ID:+3ABvSC20
悪魔「ま、マジかよ…魔王のおばちゃんがやられちまった…」

魔王が倒れると同時、集まっていた魔物達の勢いが無くなる。
勇者は魔王の胸から剣を引き抜くと、魔物達を睨みつけた。

以下略

127: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:42:39.21 ID:+3ABvSC20
魔女「魔剣士いぃ――っ！！」

魔女は悲鳴をあげ、すぐさま魔剣士に駆け寄る。

勇者「何のつもりだ！？」

以下略

128: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:43:21.56 ID:+3ABvSC20
魔剣士「俺は、ずっと魔王の奴に…お前にまで、剣を向けて…」

魔女「いいの、魔剣士は悪くない…！」

魔剣士「魔女…俺のことなんて、忘れて良かったのに…」

以下略

129: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:43:59.14 ID:+3ABvSC20
魔女「…いや」

だが、閉じきる前のことだった。

魔女「絶対に、嫌！！」

以下略

130: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:44:39.69 ID:+3ABvSC20
魔剣士「馬鹿お前、やめ…」

魔女「やだよ」

魔女は魔剣士の上半身に体を重ね、彼に顔を近づけながら手をしっかり握った。

以下略

131: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:45:43.87 ID:+3ABvSC20
・
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元戦士「…なるほど、それが向こうであった出来事か」

以下略

132: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:46:20.54 ID:+3ABvSC20
勇者、魔法使い、僧侶、そして元戦士――彼らは英雄として、全世界から喝采を浴びる存在となった。
毎日様々な国から客が訪れ、気の休まる日はない。

勇者「あーもうヘトヘト。って、もう１日が終わるー」ｸﾞｯﾀﾘ

以下略

133: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:47:37.60 ID:+3ABvSC20
勇者「一族を途絶えさせるわけにいかないってことはぁ…」

元戦士「うん」

勇者「子供、一杯いた方がいいと思うのね」

以下略

134: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:48:22.09 ID:+3ABvSC20
元戦士の上に勇者が覆いかぶさり、しかも力一杯押さえ付けていた。

元戦士「おい…何のつもりだ」

勇者「こっちの台詞。本当は男の子の口から言うものでしょ」

以下略

135: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/07/07(火) 18:49:02.78 ID:+3ABvSC20
不意の口づけに熱は急上昇。
勇者の手は既にガチガチに固まっており…。

勇者「…ぷはぁっ！！」

以下略

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