60:名無しNIPPER[saga]
2015/06/22(月) 22:39:14.06 ID:65tuiUaYo
  
 なぎさ「ですねぇー、わたし、まだ子どもですので、そういう思春期特有のイライラわからんのです」 
  
 ほむら「まあ、そうよね」 
  
 なぎさ「ですけど、何となくですが、成金ナイトさんは、その人と仲良くなりたかったりするのかも?」 
  
 ほむら「そう思う?」 
  
 なぎさ「です。気に食わないのに、悪口言っちゃったって、何か悪いことしちゃったって思ってるように思えるのです」 
  
 なぎさ「争いたくないってもあるし、対立なんてバカみたいって思ってると思うのです」 
  
 ほむら「なるほどね……それを幼女の口から聞かされて、果たして説得力はあるのかしら」 
  
 なぎさ「聞いておいて……」 
  
 ほむら「……でも、わからないでもないわね。そういう理屈」 
  
 ほむら「私も、前の世界……もとい、遠い過去にも、色々仲違いして、憎いと思った人もいたわ」 
  
 ほむら「……というか、すぐ側にも」 
  
 なぎさ「です?」 
  
 ほむら「……つい最近、心底憎いと思っていた上に、殺せなくて悔しいとさえ思った人。だけど、成り行きで一緒にラジオ放送をするような人」 
  
 ほむら「……バカみたいかしらね。気まずい気持ちになるのって」 
  
 なぎさ「……なのです」 
  
 ほむら「まあ……そうね、そんな私だから、偉そうなこと言えないけど――」 
  
  
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