過去ログ - 赤城みりあ「モバP、みりあ、わるい子になっちゃった……」
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13:名無しNIPPER
2015/06/22(月) 22:24:03.71 ID:z3igqZfx0


「ありがとう。ネネ。ハーブティか?」

ネネと呼ばれた少女はお盆を前に下ろすとくすりと笑い、頷く。
爽やかな柑橘系の香りが彼の鼻孔をくすぐる。

「レモンマートルって言うハーブですっ!
 以前オーストラリアに行った時に買ってきました」

ネネが手をグッと握る。黒く長い綺麗な髪が揺れた。

趣味が健康作り、とだけあってそれはアイドルになってからも余念がない。
幼少の頃の自分や病弱な妹のために健康に気遣っていたら
それがいつの間にか周りに広まっていた、とのこと。

実際、彼女がスカウトされてから事務所全体の健康度が向上している。
多忙かつ悩みの多い彼が胃痛に苛まれないのはネネを含め、
同じ部屋にいるだけで身体によさそうなアイドルが側に居るのが大きい。


「ああ、あの時はお疲れ様。
 みりあの奴もスケジュール合えば参加させてやればよかった」

「そうですね。中々動物さんたちの言葉がわからなくって。
 みりあちゃんならわかったかもしれません」

「いやアイツは通訳じゃないからな?」

彼はカンガルーやコアラに懐かれるネネを思い出し苦笑いする。
その時は裕子の方が大変で助けるどころではなかったのだ。主に迷子問題で。



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