過去ログ - 赤城みりあ「モバP、みりあ、わるい子になっちゃった……」
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7:名無しNIPPER
2015/06/22(月) 22:18:50.90 ID:z3igqZfx0



一方で彼はそれに乗じて画策する。
人を疑うことを知っている者ならその悪い表情から察したであろう。


「じゃあお姉ちゃんになるんだから、いい子にしてなきゃな」


姉になるということは、これから段々落ち着きが出てくるだろう。

すると年少であるみりあを見習い、更に年下の子等も落ち着く。
日頃、彼のことを作りのいいアトラクションか何かと勘違いして
じゃれてくる子達に対する負担も減るというもの。

「うんうんっ、お手本にならなきゃいけないもんね!」

「まず、お母さんのお手伝いはすること。料理とか洗濯物とか。
 妊娠中は色々大変になるから、お父さんと協力してな」

「はーいっ☆」

「勉強もしっかりやること。お姉ちゃんなんだから、将来教えてやれないと困るぞ」

「いっぱい、いーっぱい勉強するね!」

「あとレッスンも頑張ってランニングもいつもの倍やって
 LIVEも頑張ってあと俺の肩も揉んで」

「だいじょーぶ、プロデューサーのいうことなんでも聞くよ♪」

「ごめん今のナシ。悪かった」

調子にノリました、と彼が両手に顔をうずめ頭を下げる。
反省する彼をよそにみりあが肩を揉み始めた。

(いや、冗談なんだけど……
 ダメだコイツ、しあわせしか頭に詰まってない。頭を叩いたらきっと愉快な音がする)

一生懸命な小さな手が日頃の疲れに効いた。

そういえば担当アイドルの家族の妊娠祝いは出した方がいいだろうか?
肩揉みにあげるお駄賃は財布の中にあったっけ? 等と彼は思考を巡らせる。



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