過去ログ - 律子「待ちくたびれたプロデューサーへ」
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/23(火) 02:19:08.63 ID:O6N65gcso

 私はようやく暴れるのをやめて、疲れきった身体を任せた。
 しゃくり上げる背中と、汗で湿ったままの髪を、彼の手は優しく撫でてくれた。
 子どもをあやすように、あるいは緩やかに踊るみたいに、少し揺らした。

「離れたくない」

 私はそう言って、眼鏡がずれるのも構わず、顔を彼の胸元に押し付けた。
 彼のワイシャツは私の涙と鼻水で、少しばかりしょっぱいかもしれない。

 プロデューサーは私の肩に手を乗せて、優しげに身体を離した。

「ごめんな、律子」

「プロデューサー殿は謝らなくても、いいんです」

 私はステージ衣装で、涙を拭った。


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