過去ログ - 凛「西木野☆星空シアター!4本目!」真姫「グランドフィナーレを目指して」
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もしライブ!
◆Qe7X7xrNvI
[sage saga]
2015/06/27(土) 01:37:36.15 ID:eFHZJDq9o
アイドル応援部部室
ことり「と、とんでもない約束しちゃった…!」
真姫「ど、どうするのよぉっ!!?私アイドルになって1ヶ月で引退させられるハメになるの!?」
真姫☆「お、落ち着きなさい。負けたら、の話でしょ」
海未「…しかし、相手はバックダンサーと言えども、約一年間あのアイドル専攻で技術を磨いてきたA-RISEです…」
花陽「しかも相手は凛ちゃんやにこさん…穂乃果さん」
希「…負ける可能性は十分あるよね」
海未「ど、どうして受けてしまったのですか!もう少し交渉しても…!」
真姫☆「…いえ、絵里は譲らないでしょう」
ことり「どうしてそんなことが言えるの?」
真姫☆「彼女の目的は、最初から私たちをライブで負かせて、潰すこと、だからよ」
花陽「えっ…?」
真姫「ど、どういうことよ」
真姫☆「絵里は折衷案、なんて言ってたけど、彼女の本当の狙いは最初から自分の意見を通すことだった」
真姫☆「しかし私たちのパンフレットの件は理事長にも認められてるし、絵里が彼女の意見を通すには状況が不利過ぎた」
真姫☆「だから彼女は、自分の持てる最大限の力を行使する…フリを見せたのよ」
ことり「フリ?」
海未「な、なるほど…!つまり彼女は元から部下に私たちを攻撃させるつもりはなかった、ということですね」
真姫☆「うん。いくら絵里と言えども、私に抵抗されて大怪我を負ったりするのはイヤなはずだし」
真姫☆「私が何もしなくても、もしかすれば下級生にそういうことさせてる証拠が見つかって、退学になる可能性だってありうる」
真姫☆「そんな諸刃の剣を通すのは彼女にとっても危険。けれど私たちだって相当な痛手を負う」
花陽「絵里先輩は私たちに自分の条件を飲まざるを得ない状況に無理やり持っていった…ってことかな」
海未「あの不気味な薄ら笑いは、半分演技…といったところだったのでしょうか…」
希「追い込まれてヤケクソになったと思い込ませて、実は心の奥で自分の戦略を練っていた…」
希「さすが、えりちと言わざるを得ないね…。あんな状況でも冷静に自分の有利な条件を飲ませるなんて」
真姫「絵里…」
ことり「…?よ、よくわかんないや。とりあえず私たち、もし負けちゃったらおしまい、って考えていいんだよね…?」
真姫☆「そうね。次期A-RISEに負ければその時点でゲームオーバー。コンティニューは許されない、ってところね」
真姫「…リスポーンされないFPSなんか、ただの戦場じゃない。死にたくないわよ、私…」
花陽「し、死ぬ…!うぅっ…」
真姫☆「…ごめんなさい、花陽。あなたにとってはこの勝負、余りにもリスクが高すぎるわよね」
海未「そうですね…。花陽以外の我々にとっては最悪、解散しても夢を叶えることはできますが…」
希「花陽ちゃんは、笑顔のスクールアイドルをみんなに見せつけるってことが夢、なんやものね」
ことり「ここでのゲームオーバーが、まさしく花陽ちゃんの夢のゲームオーバー…なんだね…」
花陽「…っ!」
真姫☆「花陽…」
花陽「…大丈夫。大丈夫だよ」
花陽「私の夢を叶えるには、どちらにしろここで負けるわけにはいかないんだから」
花陽「勝って、凛ちゃんに悔しい顔させてあげるんだもんっ…!絶対に、勝つんだもんっ…!!」
真姫☆「っ…。花陽…!」
真姫☆「…ふふっ、そうね。勝ちましょう」
真姫☆「これが正真正銘、夢への最後の戦い…になるかもしれないんだからね」
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