過去ログ - 凛「西木野☆星空シアター!4本目!」真姫「グランドフィナーレを目指して」
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461:もしライブ! ◆Qe7X7xrNvI[sage saga]
2015/08/12(水) 23:53:20.02 ID:eYtT59Zao
凛☆「聞いた話だと、絵里ちゃんのおばあさまって優しい人だって聞いたにゃ」

凛☆「コンクールに入賞できずに泣いていても、励ましてくれたおばあさまだったって」

凛☆「結構なおばあちゃんっ子で、毎年数度は会いに帰ってるって聞いて…」

絵里「っ…!!?なぁっ…」

亜里沙「え…?会いに…?」

穂乃果「…」

凛☆「え、なんか変なこと言った?」

真姫☆「…凛。少し黙っていて」

真姫☆「きっと、あなたの祖母も、とても優しい人だったのでしょう。…音ノ木坂が廃校となるまでは」

真姫☆「ねぇ…教えてくれないかしら。あなたの祖母が変わったと、あなたが感じているのなら」

真姫☆「どう変わってしまったのか。…そこまでは、私も知らないから」

絵里「…」

絵里「…おばあさまは、本当に優しい人だったわ。彼女のバレエの写真を見て、私はバレリーナを志したのだもの」

絵里「でも、彼女の母校が廃校になったと聞いてから、性格が一変してしまったわ」

絵里「全ては、他校に生徒を取られてしまうような弱さがいけないのだと…弱さなんて存在してはいけないのだと」

絵里「半ば八つ当たりのように、私にきつい指導を行うようになった」

絵里「毎日毎日、新品の靴がボロボロになるまでバレエの練習を行って」

絵里「食事の仕方や、生活態度の端々に至るまで…全てを矯正された」

絵里「強くあれと。それ以外に…意味はないのだと。身体の隅々に染み込まされて」

絵里「おかげで私は強くなれたわ。多くの賞も頂けた」

絵里「だけど…」



穂乃果「…おばあさまは、亡くなってしまった」



絵里「…」

海未「っ…!え…っ!」

真姫「亡くなったって…でもさっき凛は!」

亜里沙「…おばあさまは、亜里沙が本当に小さい頃に、お亡くなりになっています。私は顔も知らないほどに…」

凛☆「ウソ…」

真姫☆「これも、私の世界との差。絵里の祖母は…もう遠く昔に、逝ってしまっていた」

真姫☆「きっと音ノ木坂が廃校になったことがかなりのストレスになったかして…私の世界との差を生んだのね」

にこ「…ねぇ、もしかして…!私…気づいちゃったんだけど…」

にこ「復讐って…まさか、そういう…ことなの…!!?」

希「…うちも、わかった。えりちが今までやってきたことは…」

真姫☆「そう。全て復讐だった」

真姫☆「祖母を殺した原因…UTX学院そのものへの、復讐」

真姫☆「絵里、あなたの夢…それは」

真姫☆「UTX学院を、廃校に追い込むことだったのね」


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