過去ログ - 提督「戦争もようやく終わりか…」
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86:名無しNIPPER[saga]
2015/07/18(土) 17:09:27.75 ID:qQ1j73xUo
「え、えっ…」
「ソウヨ。ワタシタチ、ショウシンショウメイアナタノシマイ」
「ダカラヌケガケシタコトモ、ユルシテアゲル」
優しそうな声。
「…デモ、ケジメハツケナキャダメッポイ!」
「ダカラソウダネ…トリアエズ、キミノリョウアシヲモイデテウチニシヨウジャナイカ」
けれどとても残酷。4体…いや4人とも、春雨に対し強い害意を向けている。
なんて恐ろしい話だ。
性格面を著しく調整され、攻撃性が非常に強かった姉妹や同僚ですら、決してこうはならなかったのに。
「アラタメマシテ…ワタシ、イチバンカンノシラツユデス!」
「ボクハシグレ」
「ムラサメダヨ。フタリトモ、ヤッチャウカラネ!」
「ユウダチヨ。コレカラトツゲキスルッポイ!」
宣言どおり、夕立が突撃を開始する。
昔演習で同艦と対峙したが、駆逐艦らしからぬその火力は恐ろしい。
「アッ、ユウダチ!」
しかし単独で先行してくれるのはありがたい。
凄まじい相手ではあるが、これならまだやりやすい。
「…叢雲さん!」
何やら切迫した声。
ふと振り返ると、後方からも黒い影が接近していた。
まるでさっきのイ級みたいな…だが先ほどと違って、方向を転換しながら接近している。
(くっ、動きがさっきよりも読みにくい!)
「…オッソーイー!」
この言葉…間違いない、アイツだ!
「ゴレンソウサンソギョライ、イッチャッテー!」
「ソレジャ、ワタシモギョライハッシャスルッポイ!」
2人が惜しげもなく魚雷を多く発射する。
全て春雨狙い。これじゃあどうしたって捌ききれない。
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