過去ログ - 王様「金に糸目は付けん、世界を救ってくれ」【安価】
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139: ◆blXlBafQRg[saga]
2015/07/02(木) 02:47:13.25 ID:2YspC2qno

勇者(――今だ!)

物陰から飛び出し、ドスンッとフォグに跳びついた

フォグに生じる久方ぶりの重さ

魔法使いの身体を這い回っていた黒い粒子が、細かな宝石(ジェム)に変わる

黒い靄の体が色づき、実体を持っていく ▼

フォグ「くっ、なんだ! 何が起きた!?」


[???行動判定:9 大成功]

シルフィ「本当に人間だったのですね」

風の精霊がワンピースを翻し、フォグの顔面を横薙ぎに蹴り飛ばす ▼

フォグ「――ガッ!?」

勇者「うわぁっ!?」

沢山の宝石を身に纏った男が一瞬で壁に叩き付けられ

シルフィードの足元には、ちいさな少年が尻餅を付いていた ▼

魔法使い「――勇者くん! 信じてたよ!」

勇者「はい! お待たせしました!」

シルフィ「手応えあり、ですね……スッとしました」


土煙の中から、人影が立ち上がる

趣味の悪い成金風の男が、ゴキゴキと首を鳴らした ▼

フォグ「……やってくれるねぇ♪ お仲間はもういいのかい?」

シルフィ「気体じゃないあなたなんて怖くありません」

宝石の嵌まった首輪に触れながら、忌々しげに呟いた ▼

シルフィ「契約を行使される前に、一瞬で終わらせます」

フォグ「……なるほどねぇ♪」

成金風の男が大粒の指輪をかざす

周囲に魔力が漲り、ゆっくりと黒い靄の姿に戻っていく! ▼

シルフィ「…………」


シルフィ「勇者?、さん」


シルフィ「……さっきのアレ、ずっとじゃないんです……?」(冷や汗



【勇者の行動安価】
【安価下1〜2 コンマ2桁で大きい方を採用】

1 もう一度フォグを掴みに行く
2 シルフィについて
 A 敵の敵は味方理論で援護
 B 敵の敵も敵だし、油断してるところを取り押さえる
 C ポンコツ精霊に味方なのか訊ねる
3 魔法使いの拘束を解いて、杖を返す
4 その他、自由安価


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