過去ログ - 王様「金に糸目は付けん、世界を救ってくれ」【安価】
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51: ◆blXlBafQRg[saga]
2015/06/27(土) 01:53:21.21 ID:+ezwMre2o
鈍い風切り音が聞こえる

早朝、目を覚ました戦士が見たのは、素振りをする勇者の姿だった

昨晩見た戦士の型を、一心不乱に繰り返しているようだ ▼


魔法使い「――ぁ、おはよ」

戦士「これは……?」

魔法使い「明け方前に起き出してきたと思ったら、ずっとやってるの」

魔法使い「火の番を代わって貰おうと思ったけど、あんなに真剣な目を見たら、ほら」

戦士「……」

魔法使い「ねぇ、いいんじゃないかな、鍛えてあげても」

戦士「……実らないものに、時間を費やすのは、あいつの為にならない」

魔法使い「本当に伸びないのかどうか、やってみなくちゃわからないよ」

戦士「……やってみて、やはり駄目だとしたら、どうするんだ?」

魔法使い「Zzz」スーピー...スーピー...

戦士「……お前の狸寝入りも、向いてない」



戦士「……」

勇者「あっ! 戦士さん! おはようございます!」

戦士「余計な力が入りすぎてる。だから、振りが遅い」

勇者「……えっ?」

戦士「返事は、はい、だ。……剣の持ち方くらいは、教えてやる」

勇者「ありがとうございます! ……じゃなかった」

勇者「はい!」



【戦士の指導 安価下1 コンマ1桁で判定 (不向き補正:-1 戦士の指導補正:+1)】
【※次遅くなります】

1以下:物理武器そのものが向いてない、酷い筋肉痛になった
2〜4:本当に、剣の持ち方だけ教わった
5〜7:戦士適性はゼロだが、基礎体力を伸ばすことになった
8以上:少し教えただけで、見違えるほど上達した
0:全然別の新たな才能を発掘した


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