40:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 13:47:16.31 ID:Bh3ev7TSo
おやじ「まぁ、今となっては曖昧な記憶だ。それでも、その思い出はオレの人生を変えた出来事の一つであったことは間違いねぇ」
おやじ「なんでオレが苦学生だったかと言うと、薬科大に通っていたからだ」
真姫「薬科大、薬剤師なんですか?」
おやじ「おう。定年まではこれでも薬剤師をやっていたんだぜ」
おやじ「まぁ、人生の大半を薬の処方をしたりして過ごしたわけなんだが、どうしても頭の片隅にはあの日食ったラーメンの記憶が浮かんじまう」
おやじ「このまま薬剤師を辞めて、ラーメン屋になろうと思ったことは一度や二度なんてもんじゃねぇ。それでも生活があったから、大それたことはできなかった」
凛「おやじさんが今ラーメンの屋台をやっているのは──」
おやじ「そうだ。夢を叶えたんだ。こんなヨボヨボの年齢になってからな」
花陽「おやじさんはまだ若いです!」
おやじ「ありがとよ。……まぁ、西木野の嬢ちゃんがここに居るってことはいずれバレるからついでに言うがよ」
おやじ「オレは癌で、もって三ヶ月と言われていた」
【!?】
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