過去ログ - エレン・イェーガー 〜土下座を極めし者〜
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1:名無しNIPPER
2015/06/26(金) 22:32:16.00 ID:lCuZZgfR0
それはエレンがまだ幼いころであった。

父グリシャが母カルラに対して、手を突き、膝を突き、頭を下げていたのだ。

グリシャは時々頭を上げながら、何度も謝罪の言葉を述べた。

エレンは父の滑稽で愚かな姿を見て、それまで感じたことのない感情を覚えた。

歓びや哀しみとは違う、全く別のものだ。

エレンはすっかり土下座の魅力に取り憑かれてしまった。

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 22:33:40.04 ID:QD2OQniv0
スレタイのみで吹いたのは本当に久し振り期待


3:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 22:35:22.75 ID:7mhW5R3mO
訳がわからなすぎてわろた


4:名無しNIPPER
2015/06/26(金) 22:40:35.47 ID:lCuZZgfR0
翌日エレンは父に教えを乞うた。

あの哀れな姿、どうすれば再現できるのか、とても気になっていたのである。

勿論エレンにも人の気持ちを察することはできる。
以下略



5:名無しNIPPER
2015/06/26(金) 22:42:56.42 ID:lCuZZgfR0
父は、また今度な、と言った。

エレンは察した。まだ昨日のことを引きずっているのだろう、と。

ほとぼりが冷めるまでは、頼むのは止めることにした。


6:名無しNIPPER
2015/06/26(金) 22:48:16.03 ID:lCuZZgfR0
一週間後、エレンはまた父に教えを乞うた。

父はエレンに尋ねた。

「何で土下座を見たいんだ?」
以下略



7:名無しNIPPER
2015/06/26(金) 22:52:58.88 ID:lCuZZgfR0
その日からエレンは自分で土下座の特訓をすることにした。

美しい姿勢、鮮やかな動き、そしていかに相手の心を揺れ動かすか。

空いた時間はなるべく特訓に充てることにした。
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/06/26(金) 22:54:39.03 ID:7afSDSzSO
ある意味羨ましささえ感じてくるからヤバい


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