過去ログ - 今日も、我那覇響はアイドルである。
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3: ◆uOJ/TvTGhw[saga]
2015/06/27(土) 12:33:41.53 ID:Q4dHKF280
 更衣室から戻り、レッスンが始まる。今日の練習メニューはユニット曲のダンスレッスンだ。
「た、ほっ」
「ふっ……っ!」
「わっ、とと……」
 三者三様の出来栄え。それらを眺めながら、プロデューサーは適宜指示を出していった。
「春香ー、ターン直後の動きがぎこちないぞ」
「千早ー、動きは良いが顔が固いぞ。とりあえず眉間にしわを寄せないように意識しろ」
「響ー、少しテンポ速いぞ、もう少し落ち着いて動け」
 50分のレッスン、10分の休憩、50分のレッスン……そうして時刻が12時を少し過ぎた辺りで、プロデューサーがレッスンを終了を告げた。
「よし、今日のレッスンはこのくらいでいいだろう。そろそろ次の利用者も来るだろうしな」
「ふーっ、汗がとんでもないぞ……」
「ちゃんと水分補給しろよ。俺はこのままTV局の方に打ち合わせ行くから、3人は適当に昼飯食って事務所に戻っておいてくれ。2時になったら取材があるから、それまでにな」
「了解だぞ」
「お昼、どうしよっか」
「私はどこでも良いけれど……」
「あ、じゃあ自分、2人と行きたいお店あるんだけど良いかな? ここからすぐ近くなんだけど」
「じゃあ、そこにしようか。千早ちゃんもそれで良い?」
「ええ。その前に、早く着替えましょう?」
「あ、そうだね。うへぇ、汗でベタベタだ……」
 3人はプロデューサーを見送ると、話をまとめ更衣室へ向かった。シャワールームでひとまず汗を流し、着て来た服を着なおす。道中で既に汗ばんでいた布地が肌に貼り付くのを感じながら、3人は更衣室を出て店へと向かった。


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