過去ログ - 【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】守崎「3スレ目」
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338: ◆t1Nvij173s[saga]
2015/12/30(水) 22:10:31.28 ID:7Hje0DBT0
癒境「……!!」

本当に、小さく、微かな声だった。

普通なら、聞き取れないような声…だけど、俺は確かに聞いた。

その声は、焦りと、苦しみと……悲しみを帯びた声。

時神はその場を離れ、どこかへ行こうとする。

俺は思った。


―時神は、裏切り者じゃない


だから俺は時神を追いかけた。

時神に信じてもらわないと…俺はもう時神は裏切り者だなんて思ってないと。時神は間違いなく、俺達の仲間なのだと…!!

癒境「待てよ時神!!」

説得しなければ、俺は君の味方だと…だけど、感情論だけで、時神を説得する事はできない。

それでも彼を説得しないと…でなければ、絶対後悔する…本能的に、そう感じたのだ。

時神「……」

時神の腕を掴んだ。時神は俺をキッと睨みつけている。

癒境「悪かった、時神…けど、どうしても君と話したい…とりあえず、ここだとマズイから部屋に行こう…」

時神「……」

相変わらず睨みつけるような表情だが、俺の譲らない態度に観念したのか、黙って自室まで歩いていく。

とりあえず、話し合いの時間は確保できた…あとはどうやって俺は彼の仲間だと説得できるかだ…。




【時神の個室】

時神「手短にいえ…といっても、内容は分かりきっているがな」

癒境「……」

俺は緊張のあまり握った拳の内側が冷や汗で滲む。

覚悟を決めて、俺は口を開いた。



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