過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2(まど☆マギ×禁書)
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19:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2015/07/26(日) 16:08:36.10 ID:3MMHOZRs0

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「パラ・ディ・キャノーネッ!!」

牧カオルが蹴り飛ばした光球が魔獣の群れに炸裂する。

「っけぇーっ!!!」

その隙間を一挙にこじ開ける様に、
凶暴クマーな使い魔の大群が鋭い爪と牙を光らせて魔獣の群れを食い散らしていく。

「オッケーッ!!」

そこに割って入ったのが浅海サキ。
物凄く素早い動きと長い鞭を縦横に使い、魔獣の群れを翻弄し撃滅していく。

「っらあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっ!!!!!」

そのサキの背後でビームを光らせた魔獣達が、
若葉みらいの小柄に似合わぬ大剣で一刀両断された。
そのまま、サキとみらいが生み出す電撃クマーが魔獣を蹴散らす。

宇佐木里美が誘導した魔獣の一群を、
和紗ミチル昂かずみの双子その一がバシバシバシと片付けて行く。
そこから少し離れた場所で、双子その二の片割れ、神那ニコが跳躍する。

「ふむ」

ニコは手にしたバールのやうなものでパパパーンと魔獣を片付け、
ちょいちょいとスマホを操作する。
ニコが横目で除いた視線の先では、魔獣相手に槍を振るっていた御崎海香が、
槍を元の形態である本に変化させていた。

「良くってよ」

ぱん、と、本を閉じた海香がよく通る声で宣言した。
魔獣の結界で半ばバラバラに魔獣と戦闘していた魔法少女達、
通称プレイアデス聖団が一斉に動き出し、集団魔法を展開する。
魔獣の群れが一つの軌道に誘導される。
その先に待っているのは、和紗ミチル、昂かずみの強烈な一撃だった。


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