過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2(まど☆マギ×禁書)
1- 20
27:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2015/07/31(金) 22:58:46.54 ID:/pmbjAsj0

「つまり、今までの報告によりますと、
かくかくしかじかの大幅な事情の変更の結果、
これはもう、もう一度部長会を開いて一から組み直すより仕方がない、
そういう結論に至ったと言う事ですか?」

「はい、時間的に厳し過ぎる状況ですが、ここまで前提が破綻してしまっている以上、
小手先の修正で対処できる状況ではなく………」

会計の報告を聞きながら、
遥香はホワイトボードにずらずらと数字と文字を書き連ねていく。

「つまり、元々がこうであって………」

そして、そこから更に矢印と数字を書き込む。

「ここからこうして、ああしてこうしてここをこうして
あーしてこーしてこーなってあらえっさっさ、
そこから足して引いて掛けて割ってこうしてこうしてこう書くの、
以上Q.E.D.証明終了です。

それぞれの部の利害、活動から見ても、
この割り振りで差し引きを行えば、最初からやり直す迄もない、
奏ハルカはそう考えるのですが、いかがですか?」

「辻褄が合ってる………」
「当たり前です」

ぽつりと言った副会長に、
コンッ、と、ホワイトボードをマジックで叩いた遥香が胸を張る。

「それでは、この修正で各方面と話を付ける、
その方針で構いませんね。異論がある人は今言って下さい。いませんね。
それでは、連絡通り、私はよんどころのない事情で本日は退出します。
取り敢えず、この修正でそれぞれ話を付けられる様に、
資料をまとめて担当を決めてスタートしていて下さい。いいですね?」
「「「Yes!Haru閣下!!」」」

ぐるりと見回した遥香の前で、
役員が一斉に唱和した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/109.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice