過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2(まど☆マギ×禁書)
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71:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2015/09/06(日) 02:36:51.91 ID:ASN9S2eJ0

 ×     ×

「あーあ」

早朝のホオズキ市の歩道で、頭の後ろで手を組んだ成見亜里紗がぼやいていた。

「美容と健康のための早朝ハンティングとか、
うちのボスも何考えてんだかね。結局外れだったし」
「たまにはいいんじゃない?
ゲーム漬けの脳味噌リセットするのにも」
「言ってくれるじゃないのチサト」

言いながら、亜里紗はすたすたと曲がり角を曲がり、
そのまま足を止めた。

「?アリサ?」
「あ、いや、何でもない。
うん、やっぱり寝不足なんだわ。
ちょっと先帰って学校行くまで一眠りした方がいいかなぁーって」

普段はとっつき難い低温無表情系後輩が
つつつーっとバレエを踊りながら前方の十字路を通り過ぎた様な気がした成見亜里紗は、
呆然とする詩音千里をその場に残して駆け出していた。

 ×     ×

「あっれぇーっ、お疲れモードだにゃー」
「なんださやかか」
「なんだとはご挨拶だにゃー」
「取り敢えずその変な語尾って何?」
「うん、たまには可愛いと思って」

見滝原中学校の教室で、
暁美ほむらはたった今ほむら達と一緒に登校した美樹さやかと
机に突っ伏してだるそうに応対している上条恭介の平和な会話を耳にしていた。


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