過去ログ - 平塚「あしたの八幡」
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11: ◆roxLcHmW6xQH[saga]
2015/06/28(日) 18:39:25.98 ID:vsAYm1LK0
平塚「仕方あるまい…ほら」グイッ

八幡「ちょ、待っ…うっ!?」ゴクゴク

八幡(いきなり肩を組まれ、一升瓶を口に含ませられた…っていうかこれ、間接キスじゃねぇか)

平塚「どうだ」

八幡「ゲホゲホ!いきなり何するんですか」

平塚「たまにはよそ者と飲むのも一興だな」グイグイ

八幡「ちょ、ちょっと。離して下さい。む、胸とか当たってますから…」

平塚「ん?なんだキミは…私を女として見てくれてるのか。でもまあ、それも今のうちか」

八幡「?」

平塚「見ろこの眼帯を。私は元ボクサーさ。この傷は私の思い出であり財産だ」

八幡「じょ、女子ボクサー…」

平塚「そうだ!はっはははは!」

平塚「まあ私の過去も常に否定され続けてきた…おかげで今はこのザマだ」

八幡「……」

平塚「私のことを異常者と思ってもらってかまわん…ヒック、だがまあ、酒盛り位には付き合ってくれ」

八幡「…まあ、昼から酒飲んで地面に寝てるとか正気の沙汰じゃないですね」

平塚「そうだろ?はっはははは…」

八幡「でもボクシングやってた事自体はおかしなことではないと思いますが」

平塚「え」キョトン

八幡「ま、スポーツなんて所詮自己満足ですけど」ガタッ

八幡「それじゃ、俺は未成年なんで酒はいらないので」

平塚「待ってくれ」ガシッ

八幡「はい?」キョドッ

平塚「……」ウルウル

八幡(な、なんだよ…そんな目で…こちとら女と話すなんて数年振りなんだ。コミュ障の俺にはキツ過ぎる)

平塚「私がボクサーとして生きてきた時間を…キミは否定はしないのか!?」

八幡「まあボクシングなんて野蛮なスポーツやる気にはなれませんが」

八幡「…ただ、その危険な世界を必死に生きてきた人間を否定するのも間違っている」

平塚「う…ぅぅ…キミは…分かってくれるのか…」ボロボロ

八幡「ちょ、はは、早く腕を離して下さい!」ドキドキ

平塚「キミとは良い酒が飲めそうだ。よし、今から血を売りに行く。酒を買おう。付いてきたまえ」ガシッ

八幡「ちょっ、離して下さい」ジタバタ



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