72: ◆roxLcHmW6xQH[saga]
2015/07/26(日) 02:57:54.72 ID:+V/HLGxF0
八幡「……で、これが百戦錬磨の実力ですか」
材木座「」グッタリ
まあそれでも簡単には倒れてくれなかった
腹や顔面を何発も殴ったり、蹴ったり、最後には投げ飛ばしたりした
そこらの不良達よりかはタフなのか知れん
材木座「ぐぅ…ぅぅ…」ムクッ
まだ立ち上がってくるが、もはや体力も限界を超えてるように見える
八幡「よし、それなら…平塚先生から教わった通信教育を実戦してみるか」
材木座「我は…まだ…闘える…!」ダダッ
巨体が自分に向かって、走ってくる
俺は拳をギュッと握り構える
八幡「肘を左わきの下から離さぬ心構えで、やや内角をねらい…」
材木座「ぬん!!」ブンッ
太い腕で、大振りの攻撃が自分にめがけて飛んでくる
八幡「えぐりこむようにして…打つべし!」シュッ
パァン
材木座「がぁっ…」
風を切る音がして、同時に鋭く拳が相手の顔面に一瞬、突き刺さる
材木座「う…ぅああ…」ボタボタ
立った一発のパンチが一瞬当たっただけなのに、ボスの鼻から血が勢い良くドロドロと落ちていく
材木座「こ、このぉ…」ガシッ
ボスは部屋にあるベンチを掴んで、振り回そうとする
材木座「喰らえ…エクスカリバー…」ブンッ
八幡「そんな木製ベンチがエクスカリバーであってたまるかよ」シュッ
パァン
材木座「ぐぁ!」
八幡「打つべし!打つべし!」シュッシュッ
パァン、パァン
材木座「……」フラフラ
八幡「打つべし!」シュッ
パァン
材木座「」ドサッ
木製エクスカリバーを落としたボスは、情けなく鼻血を出したまま力無くその場で倒れこむ
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