過去ログ - エーリカ「あ、踏んだ」バルクホルン「お、おおお?!」
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◆/BueNLs5lw
[saga]
2015/06/30(火) 23:24:42.73 ID:s3Q7bJFd0
バルクホルン「で、お前本当にあの暴れ鳥の所に」
エーリカ「トゥルーデが行くなって言ったら行かないかもよ?」
バルクホルン「じゃあ、行くな」
間髪入れず、彼女は言った。
エーリカ「……うん」
エーリカは頬笑む。
バルクホルンに見られないように。
しかし、内心驚いていた。
何の迷いもなくそう答える彼女に。
バルクホルン「勝手に離れるな。傍にいてくれフラウ」
エーリカ「おっとこまえだねー……」
バルクホルン「身勝手な部下を持つと苦労するよ……お前もそのうち分かるようになるさ」
エーリカ「そうやって、付き合ってくれる所けっこう好きだよ」
バルクホルン「じゃないと、お前は拗ねるだろ」
エーリカ「えー、拗ねたりなんてしないって」
バルクホルン「じゃあ、これからお前のお遊びに付き合わなくていいな?」
エーリカ「お遊びって何さ」
バルクホルン「記憶喪失ごっことか、宝探しごっことか……」
エーリカ「あー……えへへ」
バルクホルン「ほらな……」
ガタッ。
バルクホルン・エーリカ「……」
扉の外から物音。
エーリカは音を立てないようにベッドから降りて入口に向かう。
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