過去ログ - 【モバマス】世界でイチバンの日【ナターリア誕生日SS】
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23: ◆gL06DqSSw2[saga]
2015/06/29(月) 01:42:55.59 ID:xTjT/YoR0

そうして、寮の前までたどり着いた二人。

「それじゃプロデューサー。また明日、ナ」
「うん。おやすみ、ナターリア」

一日の終わり、明日の再会の挨拶を交わして
ナターリアはPに手を振り、自らの部屋へと入っていった。



ナターリアを寮の送り届けた彼は、その帰り道、
首筋に残る彼女、ナターリアの温かい肌の感触と残り香を思い出し
そして小さく笑った。

(…俺もプロデューサーとして、まだまだ未熟なのかもしれないな…)

まだまだ小さな子供だと思っていた担当アイドルは
いつの間にか、彼の心を惑わせるまでの存在になっていた。

公園の街灯の下で微笑むナターリアの姿、そしてその笑顔に
彼は一瞬、完全に心を奪われていたのだった。

(いや、惑わされるようになったなんて、今更の話…か)

(たぶん俺は…最初から、最初にナターリアに出会った時から)

―――彼女の太陽のようなその笑顔に、惹かれ続けているのかもしれない。




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