66:名無しNIPPER
2015/06/29(月) 12:22:50.66 ID:BVZ5thB50
太陽の光は微弱だが空自体は澄んだ青空だった。
その空に昇りたいと、そう思った。
高く高く空に昇れば、俺にはすべてが見えるはず。目はどこまでも届くはず。
いずるの話にしきりに相槌をうち、詳細に想像し、中庭でみた風景に上書きしようとする。
湧きあがってくる真っ黒な感情が消えるには、しばらく時間がかかりそうだった。
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