過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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131:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 22:12:06.57 ID:UuQpesv2o
「やっはろー!ゆきのーん」
「うーす」
「こんにちは、ちょうどよかったわ」
生徒会室に入るとふわりと紅茶の香りが漂う。ゆきのんはティーポットを手に紅茶を淹れているところだった。
「紅茶を淹れているのだけれど、飲む?」
「おおー。ありがとー、飲む飲む」
「んじゃ俺も頼むわ」
二人が飲むことを告げると、ゆきのんはそのままあたしのマグカップと紙コップに紅茶を淹れてくれた。
お湯を継ぎ足すことがなかったということは、初めから三人分を見越してたということで、さりげない気遣いに自然と笑顔がこぼれた。
「はー、だいぶ寒くなってきたねぇ」
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