過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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171:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/12(日) 17:51:08.65 ID:KP3+ivsDo
彼は自らの在り様をはっきりと決めているし、私も深く関わる気はもうない。ただ家の付き合いがあるから、関係が切れるということもないが。

なんにせよ、彼の口から真実を語るまで正しいと思える答えなど出ない。そして彼が私に真意を言うこともないだろうから、私にはきっとわからないままだろう。

ならば考えるだけ無駄だ。彼のことは一人の生徒会役員として、これまで通り特別なことは何もなく、自然に振る舞えば問題ない。



一色さんがいなくなってからはいつもの奉仕部のような時間に戻った。

静かに穏やかに時間が流れ、そろそろ終わりにようと口を開きかけたところで生徒会室の扉が開いた。

「やあ」

「あれ?隼人君どしたの?」


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