過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/29(月) 22:18:04.87 ID:KG8R2sxio
またそんな風にして、どこまでも優しい由比ヶ浜の言葉すら疑ってしまう。
無条件に信じることのできる他人は、今のところ俺には誰もいない。
そんなことを考えずに済む、わかっていると言えるような他人は、俺の人生に登場するのだろうか。
そんな人がいてくれたら。そんな人間関係があるなら。
───三人がそうなれたら。
俺はそれが欲しいのかもしれない。
由比ヶ浜と別れて家路についてからもそればかり考えていた。
そのうっすら見えたものは、強い光を直接見たあと目を閉じても残るおぼろげな像のように、目の奥に焼き付いて離れることはなかった。
一一一
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