過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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251:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:36:09.93 ID:fOxhNJlpO
「いや、来ていないよ。なぁ、比企谷」

平塚先生はそこで話を区切り、煙草を吸って紫煙を吐くと火を灰皿で揉み消しながら続きを話した。

「以前、ここで雪ノ下が生徒会長になるつもりだと話したとき、君はどうしようと思った?」

あのときの俺の答えは考えるまでもなく、考えるよりも先に───認められない。そういうものだった。

雪ノ下がまた一人で背負い込むというのなら、それはまちがっている。否定すべきものだと思った。

「……止めようと思ってました」

「それはなぜだ?」

「あいつだけに押し付けて背負わせるなんておかしいからです」


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