過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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264:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/22(水) 13:44:48.36 ID:fOxhNJlpO
しばらく並んで歩いてからふとポケットに手を突っ込むと、いつもはそこにないものが手に触れ、言わなければならないことを思い出す。
「あ、これ返す。ありがとな」
借りていた由比ヶ浜のハンカチを取り出して手渡す。
「ん?あ、昨日の。そいえば火傷大丈夫なの?」
「おお。全然大したことねぇよ。大袈裟なんだって」
「どれどれ、見してみ?」
由比ヶ浜はまたも俺の手を取って自分の眼前に近づけた。さっきと違って腕ではなく掌なので、柔らかくてすべすべした女の子の手の感触が肌に伝わる。
なんか最近接触多くないですか!俺はこんなの慣れてない。たぶん慣れる日なんかこないんじゃないかと思えるほどにどぎまぎしてしまう。
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